建売（たてうり）は、不動産業界で使用される用語で、完成した住宅や建物を、あらかじめ建設してから販売する方法を指します。
簡単に言えば、建物をまず建ててから売ることを意味します。

具体的には、不動産開発業者や建設会社が、あらかじめ計画し、設計し、建てた住宅や建物を一般の人に販売することを指します。
この場合、購入する人は完成した建物を見てから購入を決めることができます。建売の場合、建物のデザインや間取り、仕様などは事前に決まっており、購入者はその中から選ぶ形になります。

建売のメリットは、購入者が完成した物件を見てから購入を検討できることです。また、すでに完成しているため、引き渡しまでの時間が短いことがあります。ただし、建売の場合、デザインや仕様に関しては選択肢が限られることがある点に注意が必要です。

一方で、自分の好みやニーズに完全に合った物件を見つけるのが難しいことや、建物が完成しているためにカスタマイズが難しいことがデメリットとされることもあります。

建売は、住宅を購入する際の一つの選択肢であり、新築の住宅を手軽に入手したい人に向いている方法と言えます。